「もう限界かも…」「辞めたいけど、後悔しないかな…」
そんなふうに悩みながら、毎日必死に働いていませんか?
私も、新卒で入った病院で、心も体もギリギリの状態で働き続けていました。
夜勤3連勤、1日休み、また夜勤2連勤という過酷なシフト。
昼夜逆転で眠れなくなり、風邪をひきやすくなり、ホルモンバランスも乱れ…。
さらに、上司からのパワハラや、患者さんからのセクハラにも悩まされ、
精神的にもどんどん追い詰められていきました。
それでも、「ここで辞めたら負けだ」と自分に言い聞かせ、
ボロボロになりながら、必死に出勤を続けていたんです。
そんなある日、
体も心も限界を超えて、「このままじゃ本当に壊れてしまう」と気づきました。
この記事では、
「辞めたい」と悩んでいた私が、
後悔しない決断をするために考えたこと、
そして実際に行動に移すときに心がけたことを、リアルな体験を交えてお伝えします。
もし今、
「でも辞めるのが怖い」
「後悔したらどうしよう」
そんなふうに悩んでいるあなたへ。
私の経験が、少しでもあなたの心を軽くできたら嬉しいです。
あなたは、ひとりじゃないよ。
辞めたい…でも後悔したくない。そんなあなたへ
「もうダメだ、辞めたい」
そう思った瞬間が、あなたにも何度もあったかもしれません。
私自身、
夜勤続きで体調を崩し、
上司からの心ない言葉に傷つき、
患者さんや家族からのハラスメントにも耐えながら働いていた頃、
何度も何度も「辞めたい」と思っていました。
でも、そのたびに頭をよぎったのは
「辞めたら負けなんじゃないか」
「こんな自分はダメなんじゃないか」
という、自分を責める気持ちでした。
辞めたい気持ちと、辞めることへの罪悪感や不安。
この相反する思いの間で、ずっと揺れ動いていたんです。
そんなとき、私が心に留めたのは、
「辞めること=逃げではない」ということでした。
むしろ、自分の心と体を守るために、
勇気を持って一歩踏み出すこと。
それこそが、”本当の意味で自分を大切にする選択”だと、
後になって強く感じました。
今、あなたが「辞めたい」と思うのは、
甘えでも、弱さでもありません。
あなた自身が、限界を感じ取っているからこそ出てきた、大切なサインです。
そのサインを無視せず、
これからの働き方や生き方を見つめ直すチャンスにしてほしい。
この記事では、
私がどのようにして「後悔しない決断」をしたのか、
具体的なステップも交えながらお話していきますね。
後悔しないために考えた3つのこと
辞めたい気持ちを抱えながらも、
「本当に辞めていいのかな?」と悩んでいた当時、
私は自分に次の3つの質問を投げかけました。
① 今の職場に、未来は感じられる?
まず自分に問いかけたのは、
「この職場で、1年後・3年後も働いている自分を想像できるか?」
ということでした。
答えは、即答で「無理」でした。
上司からのパワハラ、患者さんからのセクハラ、
理不尽な夜勤シフトに耐える毎日…。
未来を想像しようとしても、
ただただ不安と絶望しか浮かびませんでした。
「今つらい」だけじゃなく、
「これからもつらい」と感じるなら、
きっと環境を変えるタイミングなんです。
② 辞めた後に、後悔するとしたらどんなこと?
次に考えたのは、
「辞めた後に、どんな後悔をするか?」でした。
例えば…
- 「もっと頑張ればよかった」と後悔するかもしれない
- 「次の職場がもっと大変だったらどうしよう」と不安になるかもしれない
そう思ったとき、
私はこう考え直しました。
「後悔する理由が”自分が十分頑張ったかどうか”なら、
もう十分頑張ったじゃないか」と。
体調を崩してまで、
心をすり減らしてまで、
十分すぎるくらい頑張ってきた自分を、
もう責めるのはやめようと決めました。
③ 本当に大切にしたいものは何?
そして最後に考えたのは、
「私にとって一番大切なものは何か?」ということ。
- 健康な体
- 穏やかな心
- 家族との時間
- 自分らしい生き方
これらを犠牲にしてまで、
今の職場にしがみつく必要はないと、
ようやく心から思えるようになったんです。
***
この3つの問いを自分に投げかけたことで、
私は「辞める」という選択を、自信を持ってできました。
あなたも、もし今迷っているなら、
一度ゆっくり自分に問いかけてみてくださいね。
「辞める=逃げ」じゃない!という大事な話
「辞めたい」と思う自分を、
責めていませんか?
私もそうでした。
特に新人の頃は、
- 「ここで辞めたら負けだ」
- 「根性がないと思われる」
- 「辞めたらもう看護師としてやっていけないかも」
そんな風に、勝手に自分を追い込んでいました。
でも、今ならはっきり言えます。
辞めることは、逃げじゃない。
むしろ、
「自分を守るために、勇気を出して行動すること」
なんだって。
辞める決断=「自分を大切にする」決断
無理して、壊れるまで働くことが、
本当に正しいのでしょうか?
体も心もボロボロになったら、
仕事どころか、日常生活すらままならなくなってしまいます。
患者さんを支えるためにも、
まずは自分自身が元気でいることが大切。
辞めることは、
あなたがあなたを大切にするための、
とても立派な選択肢なんです。
続けることだけが「強さ」じゃない
「我慢すること」「耐えること」が、
大人の強さだと思い込んでいたあの頃。
でも、本当の強さって、
「状況を変えるために動くこと」
だと今は思います。
立ち止まる勇気
変わる勇気
新しい一歩を踏み出す勇気
それこそが、本当の強さなんです。
***
だから、どうか自分を責めないで。
「辞めたい」と思ったあなたは、
弱いんじゃない。
ちゃんと、自分を大切にしようとしているんです。
次に進むために、今すぐできる3つのこと
「辞めたい」と思ったとき、
すぐに職場を飛び出す必要はありません。
まずは、落ち着いて準備を始めることが大切です。
ここでは、今すぐできる3つのステップをご紹介します!
ステップ1:本当に「辞めたい理由」を整理する
感情だけで「もうムリ!」となる前に、
一度紙に書き出してみましょう。
- なぜ辞めたいのか?
- どんなことがつらいのか?
- 逆に、好きだったこと・得意だったことは?
整理することで、
「転職したいのか」「働き方を変えたいだけなのか」
自分の本音が見えてきます。
私もこのステップをやったとき、
「夜勤がどうしても無理だっただけで、看護師という仕事は好きだった」
と気づくことができました。
ステップ2:信頼できる人に相談する
ひとりで抱え込まないでください。
- 同じように悩んだ経験がある先輩
- 家族
- 転職サポートに詳しいプロ(転職エージェント)
誰かに話すだけで、
驚くほど心が軽くなったり、
新しい選択肢が見えてきたりします。
ちなみに私は、
「あなたの代わりはいないんだよ」
と母に言われたことで、ようやく自分を許すことができました。
ステップ3:転職活動だけでもスタートしてみる
「辞める」と決断する前に、
まずは情報収集だけでも始めてみましょう。
最近では、
夜勤なし、残業なし、子育てと両立しやすい求人もたくさん出ています。
私も、辞めたい気持ちを抱えながら、
いきなり退職せずにいくつかの転職エージェントに登録しました。
そして、
「自宅から通いやすい職場はあるかな?」
「もっと条件のいい病院はないかな?」
と、近隣の求人情報をコツコツ調べていました。
実際に求人情報を見ていくうちに、
「こんな働き方もできるんだ」
「ここなら無理なく続けられそう!」
と、少しずつ未来への希望が持てるようになりました。
無料で相談できる看護師専門の転職サイトもたくさんあります。
今すぐ転職するかどうかは置いておいて、
まずは情報収集だけでも始めてみることで、
心に余裕が生まれますよ。
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「もし、夜勤疲れに本気で悩んでいるなら、こちらも参考にしてください。」
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「辞めたい」と感じたあなたへ
「辞めたい」と感じたあなたへ
毎日頑張っているのに、
どうしてこんなにつらいんだろう。
そんなふうに思いながら働き続けるのは、本当に苦しいことです。
私自身も、
新卒からの職場でパワハラやマタハラに耐え、
「ここで辞めたら負けだ」と自分を追い詰めていました。
でも今振り返ると、
自分を守るために「逃げる勇気」を持つことこそが、
本当の意味で強さだったと心から思います。
あなたが「辞めたい」と感じるのは、甘えでも弱さでもありません。
それは、あなたの心と体からの大切なSOSです。
まずは今の環境にしがみつくことよりも、
自分自身を守ることを一番に考えてください。
そして、もし少しでも余裕があるなら、
未来への準備を始めてみてくださいね。
あなたには、
もっと安心して、笑顔で働ける場所がきっとあります。
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